越境EC 2つのデメリット

越境ECは、日本メーカーにとって販路拡大や海外市場への進出につながる有効な手段です。
一方で、国内ECとは異なる仕組みや各国独自の規制(通称カントリールール)があるため、事前に把握しておくべきリスクもあります。

今回は、越境ECで特に注意したい2つのデメリットについてご紹介します。

1.返品による損失リスク

越境ECでは、一度海外へ発送した商品がキャンセルや返品になった場合、日本へ返送するための送料が商品原価を上回ることがあります。

そのため、返品された商品を日本へ戻さず、現地で廃棄せざるを得ないケースも少なくありません。この場合、商品代金や物流費がそのまま損失となります。

特に、サイズ違いによる返品が発生しやすいアパレル商材では、返品率が利益を大きく圧迫する要因になります。

弊社では、Zoom商談後にSKUごとの売上予測分析を無料で実施しています。

市場との相性や返品リスクを事前に確認し、越境ECでの販売に適さない可能性が高い商品については、出品を見送るようお伝えすることもあります。

2.商習慣・規制・スピード感の違い

日本国内では一般的に価値が高いと認識されている成分であっても、販売先の国やプラットフォームでは規制対象となる場合があります。

たとえば中国向けの越境ECでは、2026年現在以下の成分を含む商品が販売できません。

  • プラセンタ
  • ヒト幹細胞由来成分
  • NMN

成分の種類や含有量によっては、サプリメントとして販売を予定していた商品が食品扱いとなり、農林水産省への手続きが必要になり、通関まで数か月かかることが稀にあります。

このように、越境ECでは販売先の国ごとに異なる規制や商習慣、いわゆるカントリールールへの対応が欠かせません。弊社では、販売開始後に予期せぬ問題が発生しないよう、事前に規制や手続きについてご説明し、ご理解いただいたうえで進行しています。


越境ECは、事前準備が重要です

越境ECには、国内ECにはない返品リスクや規制対応の難しさがあります。

しかし、販売前に商品ごとの適性を確認し、現地のルールを正しく把握することで、多くのリスクは軽減できます。

越境ECを成功させるためには、商品を海外へ出品することだけではなく、販売先の市場、物流、成分規制まで含めた事前調査や準備が重要です。株式会社ジェネラルトレーディングの越境ECは市場調査を含め一気通貫で支援いたします。

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